令和4年9月2日~6日までの間に実施された訓練に、予備自衛官として招集があったため参加いたしました。
補完防衛力としての予備自衛官にできることは限られますが、災害時の招集、有事の基地警備、前線部隊の補充要因など、予備自衛官のできる範囲でしっかりお国のために尽くしたいと思います。
久々の64式小銃射撃に、どこか懐かしさを覚えると同時に、人の命を奪う「武器」のいうものの重さを実感いたしました。
この5日間、訓練を行う上で多くの方々にお会いすることができました。
5日目、帰るとき「やっぱり自衛隊っていいな」とつくづく思いました。
本当にありがとうございました。
さて、あえて「戦争」というものについて触れようと思います。
ロシアのウクライナ進行からもわかる通り、今や時代は「戦後」の時代から、「戦時中」の時代へと変わってしまいました。
「戦争」とは辞書で引くと、「政治的な目的を達成するための一手段」とされています。
「戦争」という武力による物事の交渉というのは絶対してはならないことであると私は思っています。
しかし、第二次世界大戦もそうですが、好き好んで日本が他国に対して戦いを挑んだのではありません。
そうせざるを得ない理由があったわけです。
エネルギー供給のことなどいろいろありますが、問題の根本をつきつめると、「日本の政治力」が弱かったことに尽きます。
日々混迷を深める現在の国際情勢下で、今こそ、しっかりとした「国としての政治力」が必要です。
それも国の力である「国力」のひとつです。
国内で正解のない戦いをするより、今すべきことがたくさんあります。
ぜひ、この国の未来、そして、私たち地方に住むものとして何ができるか、「国の政治力」をつけるためには何が必要なのか一緒に考えていきましょう。
中村 絢
2025年03月14日
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