境港管理組合 議員視察 〜広島、福岡〜
境港管理組合の議員視察に行ってまいりました。
境港管理組合は、鳥取県知事を管理者とし、そして島根県副知事を副管理者とする「執行機関」と、鳥取島根選出の7名の議員を主とする「議決機関」からなる組織です。
境港管理組合の管理区域内には、先日竣工したガントリークレーンなどを例とする①「コンテナ物流の拠点」、境夢みなとターミナルなどの②「外航クルーズの拠点」、小型のものから大型のものまでヨットなどの船舶を係留し運用する③「マリーナ」などがあります。
広島観音マリーナ(広島)
こちらには、③の「マリーナ」の先行事例先としてお邪魔いたしました。
マリーナの基本的な運用のことから、マリーナ周辺のまちづくりについて意見交換いたしました
観光の面から、マリーナがあると、ビーチなどとはまた一味違った「海」が演出できます。
これまで海外の港をまわった経験から言うと、マリーナなどの景観を活用したまちづくりについては、日本は、まだまだ遅れているような気がします。個人的には、フィンランドのヘルシンキの街中とヨットの風景は最高でした。
マリーナの施設整備だけでなく、それを観光資源などに活かすまちづくりもしっかりしていかなくてはなりません。
つづいて、
博多港(福岡)
こちらには、①の「コンテナ物流の拠点」と②の「外航クルーズの拠点」の先行事例としてお邪魔いたしました。
まず、博多港周辺について、道・港・空港と物流の「陸・海・空」がすべて整えられていました。また、国交省など関係機関との協力による設備の拡充もなされておりました。そして、ハードだけでなく物流の2024年問題を見据えた荷主企業への営業などソフト面も積極的に取り組んでおられました。さらには、CO2削減など脱炭素の取り組みなど。ぬかりはありません。
ただ、そんな博多港でも、まだコンテナの取扱量ランキングでは国内6位。上位には、東京、大阪、神戸などがあります。
そこで、博多と関西圏に挟まれる境港は、コンテナ物流拠点として、今後どのようなプレゼンスを示し、荷主企業にメリットを提案できるかがカギとなりそうです。
クルーズについても、クルーズ誘致のための観光コンテンツの創出・提案など、連携し取り組んでおられる印象でした。
境港管理組合としても、やるべきことがたくさんあります。外貨を稼ぎ、山陰両県が潤う仕組みづくりをしっかりと進めてまいります
おまけに、
今は帰路につき、スーパーやくもに揺られてます
福岡から岡山まで
440KMを1時間半程度(新幹線)
岡山から松江まで
170KMを3時間程度(やくも)
問題は山積みです。
2025年03月14日
2025年03月09日
2025年02月22日
2025年02月15日